クローズアップ現代で母にならなければよかったと後悔している女性たちについて取り上げられていた。
https://www.nhk.or.jp/gendai/comment/0029/topic099.html
はっきり言って、私もそう思ったことはある。
もともと子どもは欲しかったので、子どもを産んだことは一切後悔してない。しかし両立が大変。子育ても中途半端、仕事も中途半端。悩んでつらい時期もあったけど、長く働けるいまの職場に出会えたのも子どもがいてこそ。なので、結果的にはこれでよかったと思う。
しかし、仕事を思いっきりしたいなら家族の理解、周囲のサポートがないと厳しい。
結局、いまの私には補佐的な仕事しかできないのは事実。母であるという甘えがあることも否めず。
家に帰れば家事。家事はひたすらやるしかない。自分の時間は限られ、好きなことは片手間にしかできず。
たしかに母にならなければ…と思う気持ちはわかる。
ただ、あくまで私の場合ですが、子どもがいることがいまの生きる原動力。
産む前は責任感も何もなく、私は自由に生きたい、好きなことをやるんだと思っていましたが、好きなことがやれればいいわけではなく、この子のため、家族のため、また社会のためにがんばろう、と思えるようになりました。
安易に仕事を辞めるべきではないと思えるようになったのも、子どもができてからです。
これ以上少子化を進ませるわけにはいかないと思います。
かといって、今の若い人が夢を持てる社会ではない。
しかし、母になったらすべておしまいなわけではない。
母でなきゃ味わえない楽しみもある。
母はこうあるべき、というものに縛られてないか?と自問自答する。
よい母親ではないと思う。家事も苦手、子育てもうまくできない。
でも楽しい家庭ではあると思う。
私は私の道を行く。