女子新聞手帖

新聞などを読んでいて気になった、子育て、教育、医療、家、お金ほか、だいたい「女性」に関わることのメモ。

親ガチャ?世の中は自分の力ではどうにもならないことばかり

親ガチャというのが話題になっていて、ワイドショーで取り上げられているのを見ましたが、まあ、うまくいかないことがあれば、親や育った環境を恨むこともありますよね。
私自身も境遇についてはかなり悩みましたので、その気持ちは十分すぎるほどわかります。

「親ガチャ失敗って言いたくなるような子どもがいるのは確かなんで、やっぱり社会で支える仕組みが必要ですよ。教育は無償化しなきゃいけないし、家庭の環境で進学が制限されるなんてことはあっちゃいけないし。親ガチャ失敗と言われる子どももいることを前提にそういう社会制度を総裁選でも衆院選でもしっかり訴える政治家に出てもらいたいですね」

橋下徹氏、「親ガチャ」論争で私見「親ガチャ失敗って言いたくなるような子どもがいるのは確かなんで…」(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース

家庭環境は選べないし、あまりにも劣悪な環境があるのも事実。
社会のシステムで挽回できるようにしてあげたいと思います。

ただ、大人になって、社会に出てわかることは、やっぱりできる人は生まれたときから違うんですよね。
育った環境も違う。もう生まれ持ったものが違う、ということです。
努力して追いつこうと思っても、無理なものは無理。

いい学校に入ることだけがすべてではありませんが、そこに入れるということはそれなりのお金をかけてもらえたり、よい環境があるということが多いと感じます。
なので、たしかに親によって人生変わると思います。

だからといって落ち込んだり恨むのではなく、自分にできることをやればいいだけかなと思います。
それが何なのかわからなかったから、だいぶ苦労しましたが。

なので、努力したからといって叶うわけでもないし、結局運次第だったり、自分の力ではどうにもならないことばっかりだなと思うと、あくせくしなくなったので、気は楽になりました。

前も同じことを書いてるかもしれないのですが、日経朝刊の「私の履歴書」をずっと読んでると、もうみんな育ちから違うなと思います。
例えば、今月の山本耀司さんだと、お母様は歌舞伎町で洋装店を営んで生計を立てていたとのこと。やっぱり現場を小さい頃から見ていたのがいまにつながっているんですね。苦労されたようですが、途中から暁星に通われています。
山本耀司(ファッションデザイナー): 日本経済新聞

貧乏か裕福かという問題以上に、進む道も環境によって養われているんだなと。

で、影響されて、息子はよい環境で育てたい…と思うのですが、やはりそううまくはいかないようです。

世帯年収600万円の「普通」の生活を送ってきた4人家族であっても、子どもが大学に通うと生活保護レベルの生活水準になってしまう構図は次のようなものだ。

 まず、子どもを大学に通わせる場合のコストが高い。日本学生支援機構の「学生生活調査」(平成28年度)によれば、授業料のほかに、学習費、生活費、交通費など含めた費用の合計は、平均で年間188万円に上る。最も費用が高いのは、「私立大学4年制・自宅外通学」の場合で、年間約250万円だ。この金額を世帯年収600万円から引くと、残りは350万円~412万円程度。これが、生活保護基準とほぼ同等なのである。

 このように、年収600万円の4人家族で、一人が大学生になると、残りの三人の生活費は生活保護基準にまで落ち込んでしまうのだ。生保基準は近年引き下げられていることもあり、食費や光熱費などを切り詰めて節約しなければならず、貯金などはかなり難しい生活水準である。

年収600万円家族、子の大学進学で「隠れた貧困」に?コロナ禍で深まる苦境【#令和サバイブ】(今野晴貴) - 個人 - Yahoo!ニュース

というわけで、いまは大学に通わせる費用が高くなっているとのこと。
そのため、私が子どものころだと無理なく生活できるレベルであっても、かなりカツカツになる可能性があるんだそう。

もしかしたら昔ならがんばったらがんばった分だけ、収入アップ、生活水準アップが可能だったかもしれませんが、いまはもういくらがんばったところで、生活ギリギリ。どうにもならない。

もうちょっと上の収入の人たちはどうなのかというと、多少贅沢する余裕がある、という方もいるようですが、

「妻と子ども2人の4人家族。税金はしっかりと絞り取られるのに、国の支援は対象外。完全に国からターゲットにされている世帯年収層だと思う。それに新型コロナウイルスが終息した後には、この世帯年収層を狙ったすごい増税もありそうで不安しかない。生活もまったくもって楽ではない」(メーカー系/世帯年収1000万円)

世帯年収1000~1200万円の生活「子どもの塾代と学費で年200万円。国からの支援もなくきつい」 | キャリコネニュース

それなりの責任のあるお仕事をしていると思いますし、決して楽ではない、というのが本音なんでしょうか。

隣の芝生は青く見えますが、どんな人にも苦労はあると思います。

はっきりと言えることは、生まれてから死ぬまで、ガチャの連続であるということ。
学校も職場も自分の入りたいところに必ず入れるわけではありません。
たまたまその時期、そのタイミングで、そこに入ることになっただけで、運しかないと私は思っています。
人との出会いも運ですし、その思い通りにならない人生をどうやって前向きに生きるかということではないでしょうか。

強いて言えば、明るく前向きな人はいい運を引き寄せると思うので、自分で努力できることはそれぐらいなのでは。