先日久しぶりにたまプラーザに行ってきました。
最近は近所のショッピングモールしか行ってなかったので、新鮮でした。
で、たまプラーザテラスでごはんを食べたところ、目についたのは、これから塾に行くのか、終わったあとなのか、というお子さんと母親。
明らかにテキストか問題集を開きながら話しているのである。
もしくはテストの結果を手にしているお母様も。
私が住んでいる街との格差をマジマジと感じる風景でした。
ちなみにきょう新聞の折込に、サピックスのチラシが入っていましたが、夏期講習の値段が出ていて、愕然。
小学校に入る前は、軽い気持ちで夏休みは塾行かせとけばいいんじゃね?と思っていましたが、そんなかんじでは不可能な金額でした。
いやこれぐらいかかるのはわかってました。わかってましたが、働けばなんとかなると思ってました。実際、小学校入ったら結局あまり働けなかった。だから無理。
そのまえに、息子の学力でサピックスの入室ができるかどうかというところですが。
やはり、それなりに日常(学校外)の教育に投資でき、さらに私立に通わせられる高所得層がいるのがたまプラーザ近辺ということでしょうか。
横浜市の私立中学進学率を見ると、
■第1位
青葉区 26.7%
東急田園都市線「たまプラーザ」や「青葉台」を有する青葉区。40人クラスでは10人以上が私立中学校に進学する。受験する児童を含めると、中学校受験は普通のこととして受け入れられているエリアといえるだろう。
中学校受験で高い進学実績を誇る大手3社は、横浜市内の各主要駅に開校しているが、3社すべてが開校しているのが「横浜」「たまプラーザ」「青葉台」「上大岡」「東戸塚」の5駅(東戸塚は分校的扱いの教室を含む)。
横浜市「私立中学進学率ランキング」受験に有利な区は? | 富裕層向け資産防衛メディア | 幻冬舎ゴールドオンライン
サピックスの個別、プリバートが電車から見えたので、さすがはたまプラーザと思いました。
通常のサピックスに加え、これが払える経済力恐るべし!
プリバート|サピックス準拠の個別指導ならPRIVATO|たまプラーザ教室
ということで、この辺に住むことは一生ムリ+中学受験もあきらめモードですが、渋谷に行かなくてもそこそこなんでも揃うので、たまプラーザなかなかいいなと思いました。
うちからは横浜に行くよりも近いし。
そんなたまプラーザテラスは「美しが丘」というキレイな地名ですが、そもそも開発されるまでは、「元石川」というところでした。
「とにかく何もない。水田が広がっていた静かな地域でした」と新石川で生まれ育った住民(64)は昔の姿を振り返る。現在の北側の美しが丘地区にはまだ住人がほとんどいなかったが、南口は丘陵地帯。農家を営む多くの地権者がいた。
戦時中、現在の國學院大學たまプラーザキャンパス運動場は、射撃練習場として活用された。段差のある、縦に長い運動場はその名残だ。その後、60年代、東急電鉄(株)による元石川地区の開発が始まる。町名は旧町名「元石川」を残し「新石川」に。66年に駅が開業したが、「道はまだ舗装されていなかった。駅には長靴から通勤用革靴に履き替えられる下駄箱があった。懐かしい思い出です」と住民。開発とともにやがて市内屈指の高級住宅街として発展した。
変わりゆく「たまプラ南口」 半世紀で農村から都市へ | 青葉区 | タウンニュース
そう考えると昔から住んでいる方にとっては、本当に今の状況は想像できなかったでしょうね。農村だったのが高級住宅街ですからね。
東急恐るべし。
↓昭和54年
※青葉区ができるのは平成6年
今後新たな路線ができたり、これほどまでに大きく街が変わることはそうそうないような気がします。
新たな路線といえば、あざみ野から新百合ヶ丘への横浜市営地下鉄延伸とかでしょうか。
本路線は市営地下鉄ブルーラインを延伸するもので、横浜市交通局が事業主体として、市営地下鉄あざみ野駅(横浜市青葉区)から小田急線新百合ヶ丘駅南口付近(川崎市麻生区)までの約6kmの区間を整備、運行します。延伸区間には、新たに4駅を設置し、交通政策審議会答申の目標年次である、2030年開業を目指します。
9年後、何してるかな…。
楽しみにがんばろうと思います。
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