女子新聞手帖

新聞などを読んでいて気になった、子育て、教育、医療、家、お金ほか、だいたい「女性」に関わることのメモ。

東京一極集中を変えることはできるのか

6/29のテレビ朝日モーニングショーで東京一極集中についてやっていたので、会社に行くまでの時間見ていた。

 

ここでいう東京とはおそらく都心のことだと考え、書いていきます。

 

東京では住居高い、待機児童は多い、老人ホームにも入れない、コロナで在宅勤務が進むなら東京じゃなくてもいいじゃないか、という話だった。

しかし、大部分の企業が東京に集中している。

さらに東京は便利なので、人が集まるのは当然。

で、なぜこうなったかというと、結局はタワマンのようである。

1990年代に入ってバブル経済が崩壊すると、今度は地価が下がった都心部の物件に人気が集まる「都心回帰現象」が起こります。この時期は住宅金融公庫の融資額の拡大や、低金利政策でローン金利が下がるなどの好条件も後押しし、都心部における人々の住宅購入熱はますます高まっていきました。

 

そして1997年、建築基準法の改正で共用部分(廊下、階段、エレベーターホール、バルコニーなど)が容積率算出上の延床面積に算入されなくなったことと併せて、日影規制の緩和も影響し、タワーマンションの建設に一気に拍車がかかります。 

タワーマンションの歴史|タワーマンションガイド - nomu.com

f:id:joshi-julietta:20200629090444j:plain

f:id:joshi-julietta:20200629090515j:plain

f:id:joshi-julietta:20200629090534j:plain

原因がタワマンだけではないとは思いますが、やはり人口増加への影響は多大ではないでしょうか。

 

私は今まで3ヶ所住んでいますが、すべて東京都(区ではありません)に面した県境。生活としては都内に行きやすくても、時給がぜんぜん違うので(特に埼玉)、働くなら東京、で、ついでに東京で遊ぼうとなっていました。

どうしても人は集まる。お金も集まる。東京がどんどん便利で楽しい街になるにつれ、地方はどんどん過疎化していく一方なのでは?

コロナで家にいて、ずっと家にいるならどこでもいいじゃないか、という考えもあるかもしれませんが、私は逆で、都心で働いて遊んでいたころが懐かしい…と思っていました。

今住んでいるところだと、そう簡単に都心まで出られないので、23区内に住んでいる友人がうらやましく思います。

 

しかし、ネットの普及もあり、オシャレなものなどもどこにいても買えるようになった今、昔のようにとにかく東京に行かないと、というかんじでもないので、もう少し分散できてもいいのかなと思うのですが、なぜか進まない。

f:id:joshi-julietta:20200629085630j:plain

過去にはこういう動きもあったようですが…

 

むしろ東京の人口増加の勢いが止まらない。

f:id:joshi-julietta:20200630142432j:plain

 

https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/06/11/documents/07.pdf

ちなみに一番人口の多い区は世田谷区。

人口増加(前月比)1位は、やはり?江東区

「東京都の人口(推計)」の概要-令和2年5月1日現在|東京都

 

現状、結論としては、仕事があるかどうかなんだと思います。

旦那は首都圏以外の出身ですが「実家に帰ったところで仕事がない」とのこと。

仕事がない→人が集まらない→店など企業も来ない→経済が回らない。のループ。

私のような凡人にはこれといった対策も見当たりません。

 

番組内でもコンパクトシティとして福岡の名前が挙がっていたりしましたが、山村の人口が急増することは現実的でないですが、東京から地方都市への分散は可能ではないかと。

ポツンと一軒家とか、昼めし旅とか見ていると、田舎の広い家いいなと思うのですが、地方都市であれば中心地から少し離れるだけで比較的広めの家で快適な暮らしができるのではないかなと思いますが、どうなんでしょうか。

 

ただし、郊外の家は値段が手頃ではあるが、評価が低いらしい。

都心の物件であれば収入減などの危機の際、売れやすい。

今後、懸念されるのが需要の減退による住宅価格の低下だ。全体の統計では見えにくいが、住宅価格は二極化しているとの指摘がある。都市部の優良物件が高止まりする一方、郊外では「取引が成立せず、実質的な価格が下がる物件が増えている」(仲介会社)。

若年層が購入した郊外の住宅はもともと中古市場で評価が低い。通常はローン返済が困難になれば、住宅を売却して返済に充てる手がある。だが、コロナ禍で値下がりが大きくなると、住宅の処分で家計の危機を乗り切れないケースが増える。

住宅ローン不安、高まる20~30代 コロナ禍で収入減 :日本経済新聞

f:id:joshi-julietta:20200629084831j:plain

この差!

 

教育の面でいうと、誰もが東大を目指すわけではないし、東大がすべてではありませんが、東大生の出身校ランキングを見ると、東京・神奈川が大部分を占めているので、学力ということでいうと、これが現実だなと思います。

f:id:joshi-julietta:20200630141539j:plain

東京大学の出身高校ランキング | みんなの大学情報

 

joshinbun.hatenablog.jp

 

で、大学ですが、キャンパスの都心回帰が進んでいるとのこと。

例えば中央大学中央大学といえば、多摩動物公園の近くで、モノレールができる前はずいぶんなところにあるなと思っていたものですが、

八王子の多摩キャンパスが開校してから40年以上が経過し、時代背景は当時と異なってきています。少子化の現代、受験生は中央大学が第1志望でない限り、通いやすさを重視して、都心にある早稲田大学や慶応大学、中央大学を除くMARCHの法学部を進学候補としてしまう可能性もあります。

 そのような背景から、中央大学は看板学部の法学部を丸の内線「茗荷谷駅」からほど近い文京区大塚1丁目に移転し、優秀な学生の受験増加を狙っているのです。

中央大学の誇り「法学部」の都心移転が巻き起こす私大文系の乱(アーバン ライフ メトロ) - Yahoo!ニュース

そもそも、大学キャンパスの郊外移転が進んだのは、日本が高度成長期を迎えていた昭和40年代頃のことで、都市部に人口や産業が集中することを防ぐ「工場等制限法」が昭和34年に首都圏で、昭和39年に近畿圏で成立したからです。

大学キャンパスの都心回帰が賃貸需要にもたらす影響 | 富裕層向け資産防衛メディア | 幻冬舎ゴールドオンライン

その法律が平成14年に廃止されたとのこと。

アクセスのよい都心のほうが当然人気があるので、都心に戻り始めたらしい。

 

こうしてまた都心に人が増えていきます。

 

いい大学に入ること、いい会社に勤めることがすべてではありません。

しかし、東京には様々な選択肢がある。

この街に人が集まるという状況はそう簡単に変わらないのだと思います。

 

 一度都心の楽しさを覚えると忘れられませんが、最近は八王子で落ち着いている自分がいます。

立川まで行かなくたって十分!

 

東京は便利で楽しいですが、やはりお金はかかります。

とにかく周りに踊らされず身の丈に合った暮らしをしていくのが一番だと思います。