先日、ベビーシッターに預けた子どもが亡くなった事件は、
衝撃的でした。
【ベビーシッター事件】容疑者「責任感じる」と供述 - MSN産経ニュース
1:ベビーシッターのマッチングサイトがあり、
個人と個人でやりとりしていたということ。
2:ベビーシッターを使うのは、どちらかというと高所得者層だと思っていたが、
そうではないということ。
母がかつてベビーシッターをやっていましたが、
会社に所属してやっていてそれが普通だと思っていたので、
まさか個人でやっている人がいるとは!
また、行った先の家族が医者や教師だったと話していて、
費用がかかるので当然かもしれませんが、
金銭的に余裕のある人が利用するものだと思っていました。
しかし、いまや保育園に入るのも大変な状況、
どこかに子どもを預けたいけどお金がかけられない、というとき…。
大手のベビーシッターを利用するのではなく、
こういったマッチングサイトを利用してベビーシッターを探し、
預けざるを得ない状況があるわけなんですね。。
もちろん、身内などに預けられればいいけど、
そうもいかない場合、
結局お金がないと、子どもを育てられないのか…?
特に今回の事件のようなシングルマザーはどうしたらいいのか?
(ニュースの扉)室井佑月さんと訪ねる保育の現場 我が子のため、疲弊する母親:朝日新聞デジタル
作家・室井佑月さんは、シッターを雇った母親を責める声があることに違和感を持つ。母親は夫がなく、男児2人を育てていた。
室井さんも、出産から半年ほどで離婚。月60本の原稿を抱えながら、一人息子を育ててきた。
「それでもお金があれば、心の余裕も子供の安全も、ある程度買えた。でも、ない人はどれだけ切羽詰まるだろう」
「人のつながりが少なくなって、いまは親になることのハードルが上がってしまっている。産んだら、それで終わりじゃない。育てることをもっと支援していかないといけないんだと思う」
人のつながりがあるのが一番だけど、いまはそれが難しくなってしまった。
じゃあどうすればいいのか。
と書いてみても、結局、人のつながりを持つことが一番なのではないか、
と思ってしまう。
いくらお金があっても、孤独だったらつらい。
とはいえ、まずは生活できないとどうしようもないのだけれど、
気軽に相談できる場があってほしいな、とは思います。
でも、自治体で相談窓口ってあるけど、
自分だったら何かあったときに
「あ、市に相談してみよう!」って思うかな?
…そうは思わない気がします。
お金がないと、精神的にも余裕がなくなる。
そんなときに、どこかに相談しよう、という余裕があるのだろうか。
とりあえず、とにかく子どもが幸せであることが、何より目指すこと。
いろんな家族がいて、みんなそれぞれの生き方があると思いますが、
「お金がない」などの家庭事情は、子どもが選んだことではありません。
だからといって、どこまで社会全体でサポートするべきなのか。
わたしにはわからないけど、自分には関係ない、という問題ではない。
「生まれてこなければよかった」
と子どもが思うことほど、悲しいことはないと思います。
逆に「生まれてきてよかった」と思ってもらえるよう、
身近に困っている親子がいるのであれば手助けしてあげたい、
そして、そう思う人が増えればいいなと思います。
↓きょうのNHKすくすく子育てより
子育ては正解がないから難しいよねぇ。。
ただでさえ、いろいろ迷うこといっぱい!!
でも、その分得られることもたくさん。
みんなが幸せな気持ちになれますように。