きのうはまたもストーカー被害での悲しい事件が起こってしまいましたが、
女優の夢道半ば…殺害された女子高生は倉本聰氏のめいの娘だった+(1-2ページ) - MSN産経ニュース
自分の子どもが被害者になることも、また、加害者にもなってほしくはありません。
じゃあ、どうしたらいいのか。
育てるうえで気をつけることがあれば知りたい!!
ってことで、自分なりに勝手に考えてみました。
まず、ストーカーになりやすい人はたぶん男性がほとんどだと思いますが、
「感情のコントロールができない」「自己中心的」「プライドが高い」「責任転嫁する」「思い込みが激しい」「完璧主義」「嫉妬深い」「依存しやすい」。
「恋愛経験が乏しく、異常にプライドが高いタイプ」、
また、「今まで様々なことが自分の思い通りに運んでいた人が、いきなり挫折を味わったり、思い通りにいかなくなったりした時」に変貌しやすいとか。
さらに、「DVやストーキング被害のカウンセリングを行うNPO法人ヒューマニティ代表の小早川明子さん」いわく、
「私が会ってきたストーカーの人たちは皆、真面目で律義。マメマメしいので一見いい人そうに見えます。それから、自分に自信がなくて外見を飾るか、あるいはナルシスト傾向があって、鏡ばかり見ている人ですね。それから、約束を破られたり無視されたりすると激高するようなタイプも要注意です。自分のことが大好きで、えらそうに見せたがる人も多いです」。
そして、具体的な行動でいうと、
「人に対しての評価がコロコロ変わる、用もないのに1日3回以上メールを送ってくる、メールの返事がないと“遅い!”と怒る、デートのときに店の人に冷たい態度を取る」
といったことをする人は要注意らしい。
ストーカーになりやすい男の傾向 真面目で律儀、ナルシスト - Ameba News [アメーバニュース]
たとえば、伊勢原で起きた元妻を切りつけた事件は
事件前日に、元妻の居場所を探したりしていた「貞苅容疑者の母親が、貞苅容疑者からの暴力を理由に家を出た」らしく、
「母に捨てられたショックで我を忘れてしまいました」
ということで、たしかにそういう予想外に起きたショックな出来事がきっかけになることがあるようです。
【衝撃事件の核心】マザコンでナルシスト!?…元妻を切りつけた男の素顔 サイトには謎の動画アップ +(4-5ページ) - MSN産経ニュース
しかも、「全ての元凶は元妻が出ていき、自分を無視し続けたことにある」とずっと思いこんでいたり、
それにかなりのナルシストだったようで、ズバリ当てはまります。
【衝撃事件の核心】マザコンでナルシスト!?…元妻を切りつけた男の素顔 サイトには謎の動画アップ +(5-5ページ) - MSN産経ニュース
女の子のほうはというと、
わたしが考えるには「うまく断れない」のはダメじゃないかなと思うのです。
たとえば、最初から断ればいいのに、あいまいな対応をして期待をさせちゃった。
でも、やっぱり無理なんだよねーってときに、ちゃんと断れない。
なんか悪いから断りづらいと思ってしまう、とか。
「他人の悩み相談にもよく乗っている」なんて、とってもステキだけど、自分は大丈夫?って思っちゃう。
「基本的にひとからの誘いを断れない。しかもウソがつけないタイプで「用事がある」などと上手にあしらえない。それゆえ、好きでもない男のデートに付きあわされてしまう」
など、他人を優先しすぎて、つらくないかしら?
自分の気持ちもちゃんと言わないと!
「なぜか好きでもない男に好かれる」ムダモテする女の特徴6選 by Gow!Magazine(ガウ!マガジン)
面倒見がよいとか、誰にでも優しいのはいいことのようにに見えるけど、違うんじゃないかな、と。
根底には「嫌われたくない」という思いがあって、それは「自分に自信がないから」なんじゃないかなと思います。
ハッキリ好きなものは好きで、嫌いなものは嫌い!って言えるほうがいいと思う。
特に別れ話では、あいまいなかんじでは絶対ダメ!
ちゃんと!キッパリ!しないとストーカー被害にエスカレートしてしまいます。
やはり、「「同情しやすい人」「罪の意識を感じやすい人」「責任感の強い人」「我慢強い人」などは自分の気持ちよりも相手の気持ちを尊重してしまい、はっきりと「嫌」と言えない場合が多く、ストーカー被害に遭いやすい」
のだとか。
※ちなみに、別れ話についてはコチラにも書いてます。
…と、あくまでザックリ見てきましたが、
ってことは、自分に自信を持つということが大事。
つまり、「自己肯定感」を持つことが一番必要なのかなと思います。
「自己肯定感が低いと、自分が恋愛や仕事などで上手くいくということが信じにくくなるという、いわゆる自信がない状態がうまれがちです」
「自己評価が低ければ、私たちは不安を感じ、日常生活のなかでもうまくいかないことが多くなる」
しつけや勉強よりもずっと大事!「自己肯定感」を高める子育て。 - NAVER まとめ
親ができることは、
「可愛い子供に「大切な存在だよ」「ありがとう」というメッセージをしっかり伝えて自己肯定感を高めてあげること」。
自分はここに存在していてよかったんだろうか、などと思わせないためにできることは、
ごく簡単なことです。
「特に、自己肯定感の低い子ども、「どうせおれなんか」と言うような子どもに、何かいいところを見つけて、「これ、君のおかげで助かったよ。ありがとうね」と言うとすごくうれしそうな顔をします。
なぜかというと「どうせおれなんか、おらんほうがいい」と思い込んでいる。そういう自分にありがとうと言ってもらえたということは、自分みたいな人間でもちょっとは人の役に立っているのかな、自分みたいな人間でも生きていてもいいかなと思えるのです」。
愛情を伝えること、感謝すること、それは生まれたときから大きくなっても、続けていくべきです。
しかし、現実はそうはいきません。
親自身が自己肯定感がない場合、
生活に余裕がないとか、夫婦仲が悪くイライラしがちな場合、
子どもに当たってしまうことも少なくないでしょう。
誰でも好きでそうやっているわけではないと思います。
イライラしたくないけど、どうしてもイライラしてしまう。
そんな自分がイヤになる…!
ああ、無限ループ…。
貧困の連鎖が問題になっていますが、
何より自己肯定感のなさも、引き継がれてしまうような気がします。
親が子に「あなたがいなければ…」は禁句。
とはいえ、実際そういう人はけっこういるようです。
子どもがいなければもっと違う人生があったかもしれないのに…
我慢しなくて済んだかもしれないのに…
あなたのことを考えてやったことなのよ…
「じゃあわたしはなんなの!」って思いますよね。
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でも、そう思ってしまう親自身も苦しんでいるのだと思います。
完璧な人間なんていませんが、
理想でいえば、子どもを育てるまえにカウンセリングなり、
自分の気持ちと向き合って、心のわだかまりが解けるとだいぶラクになるんじゃないかなと。
なぜ自分がこんなに苦しいのか、わからないまま生きていくのはさらにしんどいです。
子どもに優しくできない…
でも、なんとかしないと…と思ってもつらいはず。
罪悪感を持って子育てしていたら、子どもにも伝わってしまいます。
子どもに自己肯定感を育ませるには、まずは親自身が自分の気持ちと向き合うこと。
何かを我慢していたりしないですか?
本当は誰かに言いたかったのに言えなかったこと、
やりたいのにできなかったこと、ないですか?
いまは気づかなくても、あとで何かのきっかけでジワジワ出てくるかもしれませんよ。
(と、自分にも言い聞かせてみる)
誰でも悩みのひとつやふたつは当然あると思うし、
人間関係って本当に大変だし、生きているといろんな葛藤はあると思うけど、
立ち直れる人はやっぱり原点で「大丈夫」っていう安心感とか、
「愛されている」という感覚を得たことがある人なんじゃないかなと、
なんとなく思いました。
その安心感や愛情を、生まれたときから…いや、おなかにいるときからも
いっぱい注ぎこんであげたいですね。