風疹の患者が急増していることを受け、
神奈川県内の自治体でも続々助成が始まっているようです。
風疹予防接種費を一部助成、1日から逗子市と葉山町で/神奈川:ローカルニュース : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞社
横浜、川崎、相模原市が予防接種を一部助成へ 風疹の流行受け/神奈川:ローカルニュース : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞社
大和市が風疹予防接種を全額助成、妊娠希望の女性らに/神奈川:ローカルニュース : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞社
(大和市はなんと自己負担ゼロ!)
対象はもちろん妊娠を予定している女性、その夫がほとんどですが、
特に川崎市では、23~39歳の全男性も接種可能。
というのも、
「日本における風疹の定期予防接種は、1977年度に女子中学生を対象として始まり、1994年度まで継続しました」
「1977-1994年度において男子中学生のため風疹の定期予防接種の対象とならなかった現在30-40代の男性においては風疹の免疫を持っていない者が約2-3割いて今後の患者発生が懸念されます」
とあるように、ちょうどいま妊婦の夫になる年代の男性は免疫がない可能性が高い!
現に、2013年の横浜市の患者は232人中、男性が200人!
《横浜市感染症臨時情報》風しん第13報(PDF)(※2013年4月24日現在)
本当に要注意です!!!
ちなみに、風疹の症状ですが、
「発熱とほぼ同時に出る発疹、耳の後部のリンパ節の腫れなどです。3日前後で解熱とともに発疹も消失します」
とのこと。
すぐ治る、と気を抜いてはいけません!
一番怖いのは赤ちゃんへの影響。
「先天性風疹症候群」といって、白内障、難聴、心疾患を抱える可能性があるそうです。
川崎市の担当者も、
「流行を抑えるため、男性にも範囲を広げ助成している。赤ちゃんを守るという意味でぜひこの機会に接種を受けてほしい」
と言うように、とにかく流行をストップさせるのがなによりの対策。
「自分には関係ない」とは思わず、風疹の予防接種をしていない男性の方は、
いますぐ病院へGOです!!