女子新聞手帖

埼玉の西武沿線出身、神奈川県在住。自由気ままなアラフォーパート主婦。日課は新聞を読むこと。活字好き。

いよいよ始まる幼児教育無償化とこども園の混乱

もうすぐ10月。消費税増税とともに始まるのが幼児教育無償化。

私は行きませんでしたが、うちの園でも説明会があったようです。

資料を見たところ、保育料とは別に設定されていた教育充実費が値上げとなっていました。

さらに2号の場合、以前は給食費が保育料に含まれていたのが、無償化に伴い、別途負担となったので、無償化という割には思ったよりもろもろお金がかかる印象。

そのせいか、疑問の声もあった模様。

 

それでも、格段に負担が減るので、ありがたいとは思うのですが、すでに収入や子供の数によっての負担軽減が実施されていたわけで、無償化によって収入の高い家庭は大幅負担減だと思うので、うらやましいなと思ってしまう。

 

最も大きな問題は、幼児教育無償化の恩恵を受けるのが主に高所得世帯であるという点だ。認可保育所では、既に住民税非課税世帯やひとり親世帯の利用料は免除されているほか、子供の数が多い場合は減免措置もとられている(第2子は半額、第3子は無料)。保育料の収納率が100%近い自治体は多い。つまり所得や子供の数に応じて利用料を支払う「応能負担」はうまく機能している。

こうした実情を踏まえれば、幼児教育無償化は結果として、比較的所得の高い世帯への再分配となるのではないか。

www.nikkei.com

幼保無償化の論点(下) 幼児教育の質向上が急務 :日本経済新聞

 

無償化になれば、低所得層も教育を受けやすくなる。

早い時期から教育を受けられるということは、いいことしかないと思っていたが、一番衝撃だったのはここだ。

幼児教育を受けさえすれば、必ず子供にとって良い効果があるわけではない。イタリアでの研究では、保育所に通った子供らの発達に悪影響があったことが示されている。研究の対象となった地域では、専業主婦や同居の祖父母の存在など恵まれた環境の家庭が多い一方で、保育所の質が低かったため保育所に通った子供らの方がかえって不利になったという。 

質の低い施設に通えば、意味がないということらしい。

というわけで、やはり保育の質が求められる、ということだ。

 

そういう意味でいうと、うちの園の教育充実費値上げはアリなのかなとも思う。

それでよりよい教育が受けられ、さらに新しい園児を集められるならば。

 

しかし、園によって教育内容や質にバラつきがあるのが現状。

もともと保育園だったところが今年度からこども園になった、という園に通っている知り合いの話を聞くと、運動会がないという。

園庭も狭く、あまり外で遊ばないのか、鬼ごっこなどの遊びを知らないんじゃないかとのこと。

 

そもそも子ども・子育て支援新制度がよくわからないうえ、現行どおりの園と新制度に移行した園が混在している状況。

また、こども園のなかでは1号・2号で内容と金額に差が出てくる。

1号は運動会の振替休日があるが、2号はないので預けられる。とか。

園を選ぶとき、親としてしっかり見極める必要があるのではないでしょうか。

 

どこでもいい、とにかく預かってくれれば、というのであれば問題ないですが、本当に千差万別なので、うちの子にとっていいところに、と思う方にとっては、結局いくらかかるのか、何時まで預かってくれるのか、行事や日々の教育内容はどうなのか、など、いろいろと検討したほうがいいように思います。

 

私としては、幼稚園入園にあたっては、1号と2号の差があったり、収入によって金額が違う、というのがなんとなく嫌だったので、新制度に移行していない幼稚園に絞って検討しました。しかし、入った園が予想外にこども園になってしまい、結果、保育園・幼稚園・こども園を経験することになりました。

 

結論からすると、保育園に比べると、圧倒的に行事が多く、園庭も広く規模が違うので、いまの園にしてよかったと思います。

ただやはり、こども園になり、1号2号で何かと違いがあり、説明会の度に混乱しているところを見ると、疑問が残ります。

ちょうど過渡期なんだとは思いますが、こども園でなければここまで混乱しなかったのではないかと思ったりします。

 

大人の混乱をよそに、うちの子は毎日元気に園に行っています。

だからよしとしよう。