女子新聞手帖

神奈川県在住、自由気ままな30代ワーキングマザー。日課は新聞を読むこと。活字好き。

子育て広場に行けない人のための支援が必要ではないか

最近は悲しい事件や出来事が多く、いろいろと考えさせられます。

私がやっぱり気になってしまったのは、社会から孤立してしまった人が犯罪に走るケース。

その人たちの犯した犯罪は決して許されるものではないですが、孤立の原因を考えなければ根本的な解決には至らないと思います。

愛情を感じることができていないと、人を信じることができなくて誰かに助けを求めることができない、ということがあり得ます。

特に虐待をしてしまう親は、(1)社会的に孤立していて助けてくれる人がいない、(2)子ども時代に大人から十分な愛情を与えられなかった、(3)経済不安や夫婦仲など生活にストレスがあるといった状況に陥っていることが多いという。

児童虐待の現場支援をする川崎二三彦さんは、著書の中で「児童虐待の加害者は、人権侵害の被害者」と述べる。

多くの児童虐待をしてしまう親は、不遇な子ども時代を過ごしたり、夫や社会から支援を全く受けていなかったりすることが多い。

虐待をしてしまう親に共通すること【古市憲寿/保育園義務教育化・9】 — 保育園義務教育化9 | Hanako ママ web

 

私は常々思っていますが、子育て広場みたいなのに行けたり、相談窓口に電話できるならまだ大丈夫なんだと思います。

本当にヤバイ状態なら、相談する、とか、わざわざ出向くということはできないと思います。

しかし、子育て広場に行ったところで簡単に友達を作れるわけでもないので、孤独感が変わらない場合もあります。

孤独を防ぐはずの育児支援センターで孤立 : 妊娠・出産・育児 : 発言小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 

私は精神的に限界になり「もう無理!」と半泣きで、市の子育て相談に行ったことがありますが、結論は「誰でも通る道」「お母さんがんばらないで」で、じゃあどうすればいいんだと思いながら帰ってきました。

joshinbun.hatenablog.jp

 

そんなこんなで、既存の子育て支援でどうにもならないこともあると私は感じています。

困っている人がいま自分が必要としている支援につながれるかどうか、というのが一番難しいことなのではないでしょうか。

行政から気軽に来てください、と働きかけたところで、それをキャッチしているかもわからないし、「いやいや行く気力もないんだけど」って人もいるだろうし、周囲とは一切関わりません!っていう人もいると思います。

特に心を閉ざしている人に対しては、いくらアプローチしても受け入れてくれるのは相当難しいことではないでしょうか。

そもそも自治体の広報って新聞の折込で入っていますが、新聞をとっていなければ情報は入ってきません。

 

うちの子がようやく療育に行くことになったのも、ものすごく調べて自分から連絡したのが最初のきっかけだし、今の時代は自分で情報を集めて行動しなくてはいけないのか、とそのとき痛感しました。

ということは、周囲との関わりがない人で、情報を集められない人はますます孤立してしまうのではないでしょうか。

 

と、いろいろ調べていたら、ホームスタートというのを初めて知りました。

子育て経験のあるボランティアが、乳幼児のいる家庭を訪問し、親の話を聞いたり、育児を手伝ったりして支援する「ホームスタート」が広がっている。孤立しがちな親に寄り添うことで、子どもの虐待防止にも役立てようという狙いだ。

(中略)

つくば市で支援事業を担うNPO法人「kosodateはぐはぐ」の前島朋子代表理事は、子育てサロンを運営する中で「施設まで出てこれない人へのアプローチが必要」と実感し、導入を決めたという。

www.nishinippon.co.jp

 

「施設まで出てこれない人へのアプローチが必要」

そうそう、これ!

もともとはイギリスで始まったものだそうです。

ホームスタートの活動は各地に広がっているようなので、みなさんにもっと知られていくといいですね。