3/18の日経朝刊、神奈川・首都圏経済面で、
「三浦の停滞 地元懸念」という記事が出ていました。
これは、京急の延伸と宅地開発凍結によるもの。
「京急は当初、三浦半島の先端まで鉄道を敷く計画を立てていた」そう。
さらに、三浦市内で宅地開発を進めており、
現在、宅地造成を4割ほど終えた状態。
しかし、「三浦市の止まらぬ人口減と地価下落などが響き」、事業凍結へ。
これにより、京急は2016年3月期、40億円の赤字になる模様。
しかも、三浦半島だけでなく、京急沿線の横浜市金沢区や港南区でも人口減少が起きているとのこと。
さて、三浦半島ですが、わたしは海なし県出身なので、とてもいいところだなーと
思っています。
(横須賀しか行ったことがないけれど)
ただ、正直ちょっと元気がないかんじはしました。
なんといっても、首都圏にかかわらず、横須賀市は「平成25年の1年間における転出超過数が1,772人で全国ワーストワンであった」とのこと。
なんだか、あまりいい話がありません・・・
日経の記事によると、ある地元企業の幹部が
「京急が都心の取り組みに力を入れ。三浦市の事業が停滞していることは地元関係者なら誰もが知っていた」、と話し、
そのため、京急の今回の決定は「織り込み済み」だったようで、あきらめムードなんでしょうか?
また、「京急に頼らざるを得ない」という声もあり、
京急さんに観光などでがんばっていただきたいものです。
前にわたしが行った、横須賀美術館は本当にいいところでしたし、
横須賀美術館|観光スポット|横須賀市観光情報サイト「ここはヨコスカ」
美術館から歩いて、観音埼灯台も上りました。
わたしがぜひ今度行きたいのは、ソレイユの丘。
長井海の手公園 ソレイユの丘|観光スポット|横須賀市観光情報サイト「ここはヨコスカ」
ていうか、いいところありすぎでしょ。
イメージでは不便そうだけど、実際は利便性悪くないらしいし・・・
市政策推進部は「実態以上にイメージが悪いことが、転入者が伸び悩んでいる原因」と分析する。市外に住む子育て世代に市のイメージを尋ねた
アンケートでは、「通勤が不便」などの回答が目立ったが、市民に対する調査では、「通勤・通学の利便性」や「住宅の価格や家賃」に対する満足度が
高いという結果が出ているからだ。
市の調査によると、京急横須賀中央―横浜駅の所要時間(33分)は、鎌倉―横浜駅(26分)と海老名―横浜駅(38分)のほぼ中間だが、
1平方メートルあたりの平均地価は鎌倉市の19万8900円や海老名市の14万3700円に比べ、12万4600円と割安だ。
ワークライフバランスの小室淑恵さんや、フローレンスの駒崎弘樹さんなどが
アドバイザーになって、子育てにも力を入れているようです。
3/17の日経には、青梅線の青梅~奥多摩間の減便の記事がありましたが、
自然豊かで住みやすいとしても、仕事がないとどうにもならず、
どうしても、仕事がたくさんあるほう、都心に近いほう、
に人が流れていくのは自然なことなのかな、と思います。
わたしの家族は、
旦那の職場に行きやすいところ、かつ、手に入る価格のところ、
さらにできれば、実母のサポートを得るため、うちの実家からも通いやすいところ、
という条件で、いまの家を探しました。
住まいはそう簡単に変えられません。(大多数の方においては)
子どもを自然豊かなところで育てたい
会社の近くに住んで通勤の時間を短縮したい
車通勤なので駅から遠くてもいい
など、さまざまな希望を出し合い、しっかり話し合うことが大事かなと思います。
横須賀はとにかく自然と触れ合うには最適な環境のようですね!
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