女子新聞手帖

新聞などを読んでいて気になった、子育て、教育、医療、家、お金ほか、だいたい「女性」に関わることのメモ。

ネットいじめは防げるのか~カナダ・社会ぐるみの挑戦~NHKBS「ドキュメンタリーWAVE」を見て

いまや子どもがスマホを持つのはあたりまえ。

ツイッターフェイスブック、LINEなど、ソーシャルメディアでは

現実よりいろいろ言いやすく、トラブルもあるようですが、

NHKの番組でカナダの事例を見ていろいろ考えました。

ネットいじめは防げるのか ~カナダ・社会ぐるみの挑戦~---NHK ドキュメンタリーWAVE

 

去年4月、カナダ東部ノバスコシア州で全国を揺るがせる悲劇が起きた。当時17歳だった女子高生ラティア・パーソンズさんが、1年半にわたるインターネット上での誹謗中傷、“ネットいじめ”に耐え切れず命を絶ったのだ。それから1年、カナダでは市民、社会、そして国家ぐるみのいじめ撲滅の戦いがはじまっている。事件の起きた同州では法律で「ネットいじめは犯罪である」と明記、専門の撲滅チームを編成し対策に乗りだした。なぜ子どもたちは、バーチャル空間でいじめに走ってしまうのか?どうすれば食い止められるのか?カナダの先進的な取り組みを追う。  

 

日本では、愛知県刈谷市で夜9時以降スマホ禁止という取り組みがあるらしいですが、

時間で区切って禁止にしたところで、何も変わらないと思います。

夜9時から家でもスマホ禁止に 愛知・刈谷の全小中学校 - MSN産経ニュース 

 

今回紹介されていたカナダの取り組みのなかで、

ある学校の教頭先生が印象に残りました。

 

この教頭先生は毎日生徒に声をかけるため、学校を回り、

また教頭室で個別にいつでも相談を受け付けているとのこと。

そして、生徒全員のことを把握しているらしい。 

 

生徒も教頭先生を信頼していて、ネットで写真を拡散されそうになった女の子がいたが、

すぐに教頭先生が対処。

加害者側の生徒と親を呼んで、これは悪いことなのだ、と伝え、写真を削除させたという。

 

さらには、保護者と教頭先生が話し合う場が定期的にあるようです。

 

ちょうどきのう、品川のいじめ事件についてニュースでやっていましたが、

学校と生徒、保護者の信頼関係はどうだったのかな、と思います。

品川中1いじめ自殺、両親が同級生・教諭ら提訴 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

 

また、本人になりすましたアカウントで悪口を言われていた事件が。

州の専門チームが加害者を探すため、ソーシャルメディアなどに問い合わせなどしていましたが、

それよりも、学校に行って「ネットいじめは犯罪なんです」ということを

生徒に伝えるよう、先生に言ったところ、

そのなりすましアカウントが消えたという。

 

ソーシャルメディアの理解も必要だとは思うけど、

結局はリアルの人間関係が元だということ。

 

そして、いじめをなくすために、またさまざまな行政機関が連携すること。

 

教頭先生に相談した女の子が

「ひとりで悩んでいないで教頭先生に相談してよかった」

みたいなことを言っていたのですが(うろ覚えですが)、

そういう信頼できる大人がたくさん周囲にいてあげられるといいな、

と思いました。

 

で、この女の子の父親もひたすらサポートに徹していて、

携帯を取り上げるとかそういうことはしなかったという。

女の子は「もしパパがそうしたら、ますますネットに行ってしまう」

と言っていました。

 

強制的に何かをするのではなく、まずは話を聞いて寄り添うこと、

間違っていることは間違っていると、正しく伝えることなのかな。

 

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