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女子新聞手帖

新聞などを読んでいて気になった、子育て、教育、医療、家、お金ほか、だいたい「女性」に関わることのメモ。

心が疲れている小学生と余裕のない親、少しでも会話の時間がつくれたら

本屋さんで見つけたのが「保健室のいま」と題した児童心理10月号。

児童心理 2013年10月号

 

パラパラと立ち読みしましたが、

気になったのは、ほとんど毎日塾やら習い事でスケジュールがビッシリ。

それで疲れてしまって保健室に来る子がいる、ということ。

 

わたしが小学生だったとき、保健室に行くのは、ケガをして消毒しないととか、

ちょっと具合が悪い、といった体の不調が主でしたが、

最近は、精神的につらい子が増えているようです。

まるで保健室がカウンセリングルームのようですね。

 

生活リズムが崩れている子も多いようで、寝るのが11時以降になる子もいるのだとか。

(立ち読みなのでうろ覚え)

わたしなんて、遅くてもドリフが終わる9時には寝てました(^_^;)

 

ここで考えさせられるのは、親(家庭)がそうさせているのではないか、ということ。

 

たとえば、わたしの場合は母は働いていたけど、具合が悪いとき、

祖父母に見てもらうことができたので、母は仕事を休まずに済んでいた。

 

だけど、いま核家族が増えて、もし子どもが具合が悪い、となったら、

仕事を休まなくてはいけないケースが多いと思います。

 

親としては正直「できれば休まず学校に行ってほしい…」というのが本心ではないかと。

 

でも、子どもだったら、「きょうは学校行きたくないな」と思うときもある。

コミュニケーションをとれる時間があれば、

親が「どうしたの?」と聞いて、実は原因が大したことなかった、

とかあるんじゃないかなと思うのです(あくまでわたしの場合)。

 

たとえば

子:「きょうの体育イヤなんだよなぁ…」

親:「じゃあ見学すればいいじゃん」

子:「そっか。でも見学もひとりじゃイヤだな…じゃあがんばる」

みたいな。

 

ちょっとした会話で解決できることって、意外と多いと思います。

でも両親が働いている場合、なかなかそういった時間がとれないのではないでしょうか。

 

子どもは、小学生にもなると、照れや面倒臭さも手伝って、学校であった出来事を親に報告したがらない。ましてや母親が多忙だと、子どもは健気にも親に心配をかけまいとする

 

親が思う以上に子どもは周りのことに敏感で、気をつかっているのではないでしょうか。

 

「息子が小学校に上がれば、何でもかんでも一人でやってくれてラクになると思っていました。でも、小学生の子どもはご飯を食べさせるといった物理的な世話だけではなく、保育園児以上に親の“精神的な支え”を必要とするのだと思い知りました」

 

わたしも子どもが小学生になれば、いろんなことを「もうひとりでできるでしょ!」とか

思ってたけど、そうでもなさそうです。

でも、そう思う親御さんは多いんじゃないかなーと。

 

東洋経済の記事に出てくるカシオの母、三崎さんは町内会の役員になったのだとか。

そこで同級生のお母さんとのつながりができて、子どもが学校でどうしていたかなどの情報を知ることができるようになり、

変わっていったのだという。

「以前は、『早くしなさい』『早くしなさい』の連発で子どもの話さえ聞けないときもありました。でも、今は、毎日、必ず子どもと3人で夕飯を作る余裕もできました。みんなで同じ作業をすることで、子どもがふっと学校や保育園での出来事を話してくれるこの時間を、今は大切にしたいと思っています」

 

なので、家での会話がとれるかとれないか、だけでだいぶ変わってくるのではないかと思います。

 

親としては学校に行けているから、塾や習い事に行っているから大丈夫、

なんて安心している場合ではありません!

 

もしかしたら、学校に行っても保健室で寝ているかもしれないのです。。

親より養護教諭に自分の本心を打ち明けている…なんて悲しい。

保健室に行って話をできていればまだいいけど、ひとりで抱えている子もいるのでは…?

 

「塾の成績が悪くて困ってる…」

「受験勉強をしないとだから、大好きなスイミングを辞めないと…でも辞めたくない」

「毎日眠いんだ…習い事休みたいな」

とか、本来であれば親に言えればいいけど、

ママ忙しそうだし…とか、怒られるかも…とか、でもきっと続けてほしいって思ってるんだよね、

など、子どもが気を遣って言えない状況になっているのかも、と思います。

 

同じ児童心理10月号に、「塾に入る理由」みたいなことが書いてあって

高校受験と違い「中学受験は親主導」ということが書かれていましたが、

子ども自身も勉強が楽しいと思えていればいいけど、

強制的にやらせている場合はストレスが溜まるだけだと思います。

 

誰だって子どもを育てることは未知の世界で、

子どもがどう育つかなんてわかりませんが、

毎日少しでも子どもと向き合って話を「聞く」ことができていれば、

多少は子どもの気持ちを汲みとれるのではないかと。

 

親のプライド、メンツ…いろいろあると思います。

 

でも本当に受験することが本人のためになるのか。

習い事をたくさんやらせることで、毎日の生活がつらくなってないか。

 

大人になって苦労をさせたくないと思う気持ちはよくわかります。

でも、子どもが子どもでいられる時間は今だけ。

その時間を「毎日つらい」という思いで過ごすのは、かわいそうとしか言えません。

 

「ほんのちょっと」話を聞いてあげるだけでいい。

 

考えが自分中心になってないだろうか。

幼児のころより、手が離れるからといってなんでもできるわけではない。

手が離れたからこそ、子どもと向き合う時間、余裕が必要だと思います。

 

自分の都合で子どもの心を乱すことがないように。

もし、そうなるのであれば、仕事の仕方を変えなくてはいけないかもしれません。

でも、仕事をしなくてはいけない場合、仕事のスタイルを選べるほど、日本の労働環境は柔軟性がないですよね。。

 

子どもを言い訳にしたくない。

子どもがいるからといっても自分の人生は自分のもの!

だけど、自分ひとりの考えで自分の好きなように生きていけるものではないと思います。

子どものために何かを変えていく必要がある場合は、その都度変えるべきかなーと。

さらにその「変わる」自分を受け入れていかないと、

親もストレスが溜まってしまいかねません。

 

仕事をしていてもうまくいっているケースもあるでしょうし、

逆に専業主婦であっても心の余裕がないことがあるかもしれません。

 

家族関係がギクシャクしている場合も、そうだと思います。

児童心理10月号のなかにも、保健室に来る男の子は母子家庭。

だけど、お母さんの姿を見たらおなかが大きい。

実は新しい男の人と住んでいた、というようなことが書いてありました。

もしそういう場合、なおさら子どもは悩みなんてそうそう言えません。

 

仕事をしていて忙しいか、そうじゃないか、というよりは、

単純に「子どもと信頼関係をつくれるか」、なんでしょうか。

 

わたしもまだこれから勉強、です。

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