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女子新聞手帖

新聞などを読んでいて気になった、子育て、教育、医療、家、お金ほか、だいたい「女性」に関わることのメモ。

アレもコレもやらないと…もうキリがない!不安とビジネスを考える

先日、とある教室(つまりセミナー)に行ってきました。

内容は満足だったのですが、先生のよどみないトークと段取りが気になりました。

 

教えるものはもちろんちゃんと教えてくれましたが、

合間にちょこちょこと

ちょっとこちらご紹介させてください~!」。

 

要は、モノを売るのがメインだった、という。。

しかもそれを毎回やってるからか、唐突じゃなく、自然なかんじで、かなりスムーズな進行。

 

先生:「わたしも家で使ってるんですけど、コレほんといいですよ~」

「●●(某高級店)では●●円なのが、今回来てくれたみなさんには特別価格で!」

「これを使えば効果100%!」

「とにかく安全安心な素材!だから、皮膚にいいのよ!」

 

参加者:「えー!すごーい!」

 

まるで、通販番組を見てるかのよう。

先生がショップチャンネルのキャストに見えてきました。。

 

まあ、それに参加してるわたしもわたしなんですが…、

(先生のイチオシじゃない商品を購入w)

旦那にはあきれられる始末。

 

ただ、美容と健康に関わる商品にも関わらず、先生の肌荒れが目立ち

「あれ?」と思ったり。

医者の不養生ってやつでしょうか?

 

とはいえ、結局、「健康でいたい」「キレイでいたい」というところにうまくつけこむものですよねぇ。

いったんセミナー自体は閉めたあとも、みんな商品のところへ。

どんどん売れていました。

 

自己啓発とか教育ってやっぱり、不安をあおる商売だな、といまさらながら思います。

(バリバリそれにひっかかってた人間ですが)

 

この資格をとれば就職に有利とか、これを学べば稼げるとか、

子どもの発達によい、とか…。

小さいころからずっとそういうのはついて回ります。

むしろ、生まれる前からも…。

実は全然聞こえてない!?「胎教」って本当に効果あるんだろうか - M3Q - 女性のためのキュレーションメディア

 

「そもそも自己啓発をしようと考えている人というのは、

考えがネガティブで、

コンプレックスを抱えている人が多いと思います。

 

そのような精神的に弱い人というのは、

悪徳業者から見れば格好のターゲットになります」

《解禁!暴露ナイト》自己啓発に数百万円つぎ込んだ男が実態を暴露!自己啓発テープから怪しいセミナーまで驚きの手口を大暴露! 日刊てれじろう

 

まさにそうだなーと思います。

わたしもフリーターのときは、何か資格を得ないとダメじゃないか、

とか、とにかく勉強しないと、と思ってあらゆるものを試しました。

(結果は案の定、微妙)

 

でも、わたしのような学歴やキャリアが微妙な場合だけではなく、

とあるセミナーに参加したときは、

参加者のみなさんはいい大学(国立とか)を出て、名のある企業で働いているようなのに、

不安をかかえて来ていたようでした。

 

他人から見たら、贅沢な悩みだな、とか、どうして?と思うけど、

自信があるかどうか、というのは他人にはわからないものです。

どんな境遇であれ、現状に満足できないとダメみたいです。

(うちの旦那もわたしからしたら恵まれているのに、「人生はツライ」といつも言っています…)

 

そんなわけで、あらゆるセミナーは大盛況。

もちろんすべてが悪いものではありませんが、

お金がないのに、かなりの額をつぎこんでしまうのは間違いなく問題ですね。

 

大学の奨学金が払えなくなってしまう人が多いというのもそうですが、

「大学に行かないと就職できない」→

「お金がなくても行かないと」→

「就職したら払えるし大丈夫」

と安易に考えないほうがいい気がします。

 

じゃあお金がなければ学校に通えないのか?

と言われると困ってしまいます。。

実際、悲しいけど、そういう部分はあると思います。

また、親の収入は子どもの学力に影響が出ているようです。

学力は「親の収入」に左右されるだけなのか【Benesse(ベネッセ)教育情報サイト】

 

貧困の連鎖があるように、そういうものは親から子へ脈々とつながっていくような気はします。

突然変異はよほどのことがない限り…。

 

でも、「どんな人でもこれをやれば大丈夫」とか言われれば、

「オレでも、わたしでも大丈夫かも」と思ってしまって、ついついあらゆるものに手を出す結果に。

 

学歴がどうこうというより、コンプレックスが問題なのかなと思います。

たとえば経済力がないとどうしても「●●くんに比べてうちはお金がない」と思ってしまうし。

 

不安=コンプレックス、ってかんじでしょうか。

 

子どもの教育に関しても、親自身に自信があれば、

まあ、好きならこれやっていいよ、みたいなかんじでドーンと構えていけそうだけど、

自信がないと、いい学校に入れないと…!この習い事をさせないと…!

と、情報をうまく整理できず、飛びついてしまう気がします。

 

コンプレックスって、人と比べて自分が劣ってると思うことですよね。

でも、周りと比べてもキリがないんですよね。

自分は自分!って開き直れればいいんですけど。

 

そう考えると、冒頭のお教室がなぜ満員だったか?

わたしも不安なわけで、みんな不安なんですよね。

 

生きていれば不安ばかり。

仕事がなくなったらどうしよう。病気になったらどうしよう。

孤独になったらどうしよう。

不安だから、お金を稼いでできればふやして貯めておきたいし、

保険にも入るし、SNSで誰かとつながりたい。

 

この子の将来のために勉強をさせよう、

学校だけでは心配だから、習い事もさせよう、塾にも行かせよう…。

 

そういうところでビジネスは成り立っているんですね。

 

たぶん不安をゼロにすることは到底ムリ!

その不安を増幅しすぎず、どうコントロールするか、がカギなのかなぁ…

と漠然と思ったりします。

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