女子新聞手帖

新聞などを読んでいて気になった、子育て、教育、医療、家、お金ほか、だいたい「女性」に関わることのメモ。

永遠に続きそうな区画整理…まちづくりのあり方を少しだけ考えてみる

わたしの普段使用している駅の周辺で進んでいる区画整理。

てっきり最近始まったのかと思っていたら、

1988年(25年前)から続いていて、終わるのはなんと、2025年という…!

足かけ37年間!!

登戸の土地区画整理、さらに10年延長、合意手間取り/川崎市:ローカルニュース ニュース カナロコ -- 神奈川新聞社

 

しかも当初は1993年までの5年計画(!)だったようですが、

これで3回目の期間延長だそう。

うーん、いつになったら終わるのでしょう。。

 

ちなみに、区画整理って新しくできた概念かと思ったら、けっこう昔からあるみたいで、

なぜするのかというと、都市が無秩序に郊外に拡大すること(スプロール現象)の防止だそうです。

都市をつくった耕地整理 ―大地への刻印

スプロール現象 - Wikipedia

 

登戸もその現象に巻き込まれた、というかんじでしょうか。

 

そもそもこのあたりはほとんどが農地だったようで、用水路(跡)もところどころにあります

(コンクリートでフタがしてあって、上を通るとガタガタ音がする)。

細い道になっているところもあり、自転車で通っていると怖いことも。

急に人口と交通量が増えたので大変になったのだと思いますが、

でも、そのあたりは知らずに引っ越し。

決め手はいまも梨畑があったり、駅前は昔の風情が残っていていいな、と思ったことでした。

向ヶ丘遊園から登戸へ 写真撮っけど,さすけねがい?

 

これがまったくなくなっていくのは少し寂しいですが、

いまの状態はなんだか中途半端。

昔からあったであろう、商店街は衰退しているかんじです。

都市アナリスト永井英慈のホームページ

 

商店街の衰退は、ここに限らない問題だと思います。

うちは駅からけっこう離れているため、買いものは駅のほうへは行かず、

車でドライブがてら川崎のほうへ行ってみたり、若葉台、新百合ヶ丘などに行っています。

 

都心ならまだしも、郊外だと車のほうが便利なので、

どんどん駅前の商店街はなくなっていってしまいそうな気がします。

でも先週のお祭りはすごい人でした!

20日に夏まつり開催 多摩区 タウンニュース

 

区画整理して住みやすい街になればいいな、と思うのですが、

「当初は187億円を見込んだ事業費も次第に膨らんでいき、現計画では期間を2015年度末、費用を770億円としている」

ということで、同時に巨額のお金がかかっているのが事実。

 

平塚では資金が枯渇して行き詰っているというケースも。

平塚・真田地区区画整理事業:市の助成打ち切りで資金枯渇行き詰まり、地権者から怒りの声/神奈川:ローカルニュース ニュース カナロコ -- 神奈川新聞社

 

そりゃ、お怒りになる気持ちもわかります。

 

で、そもそも登戸の区画整理が進んでいない原因が、

土地の権利者との合意が手間取っていること。

駅の周辺は家や商店がみっちり詰まっているので、

こうなることは予想できただろうに…。(1988年当時の街を知らないので何も言えませんが)

 

というか、こんなに長い期間経過していたら、地権者の方も世代交代してるのでは?

 

わたしの実家も区画整理で移動を余儀なくされ、土地も減ってしまいました。

(庭がごっそりなくなった)

仕方がないこととはいえ、さみしかったし、

なにより、移動するのにいろいろと大変でした。

家の移動完了まで家のお風呂に入れなかったし(簡易お風呂?みたいなのがきました)。

 

誰でも住みなれた場所からは、そうは動きたくないでしょう。

このあたりは、特に長く住んでいる方が多そうですし。

 

土地というのは本当に難しい問題で、

領土問題と同じで、争いになる火種だなーとすごく思います。

 

わたしは土地を持ったことがないので、わかりませんが、

いくらお金をもらおうと、自分の土地が減ったり、変わったりするのはなんだか解せないような。。

 

ただ、土地を所有している、といっても完全に「自分」のものにはできない気がするんですよ。

哲学的になっちゃうけど。

 

そう考えると、街っていったい誰のものなんだろう…。

本来あるべき姿ってなんなんだろう。

 

ただひとつ言えることは、

住む人たち、すべての生き物にとって心地よい空間になってほしい…。

 

いろんな建物が壊されたり、税金を投入(?)して、道路を工事しているシーンを見ると、

なんだか悲しくなるのはなぜだろう。

なんかコンクリートって無味乾燥なかんじだし、

人の心が置き去りにされているような気がするから、なのかな。

 

じゃあ、自然あふれる山村なら幸せなのだろうか。

昔の街並みがそのまま残されていれば幸せのだろうか。

 

と、ちょうどきのう買った本を見つつ、いろいろ考えるのでした。

こっそりごっそりまちをかえよう。

こっそりごっそりまちをかえよう。---建築・土木図書専門出版の彰国社

 

実家の隣にあった林は駐車場に変わってしまいました。

空き地にアパート建てたり、土地の有効活用、とかいうけれど、

もうちょっとうまく使う方法はないのかな。。

 

工場跡地が軒並みショッピングモールになったり。

 

でも結局、わたしは地主さんが建てたアパートに住んでるし、

週末は車に乗って、大型ショッピングモールに行くのでしょう。。

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